2014年4月15日(火) 6時間目 LLPC教室
2年エリア科目(実用英語)
<本日の内容>
今日は、英語科LLPC教室のパソコンを使ってTED(英語の動画)を見ます。
新2年生になり、進学や受験に向けて英語力を高めたいと、真剣に考え始めている生徒も
大勢いることと思います。では…
どうすれば、英語力を目に見える形でアップできるのか?
どうすれば、実用的な英語(英会話や表現力)が身につくのか?
このような英語学習の悩みや課題を抱えている生徒も数多くいることでしょう。
今日紹介するTED(ネット番組)は、それらの問題に対する一つの答えとなるものです。
TEDとは Technology, Entertainment, Design の頭文字を取ったもので
世界の優秀な頭脳の持ち主たちが価値ある独創的な考えを英語でプレゼンし、
世界中の人々に広め、伝える最先端の知的なメディア(媒体)です。
現在NHKのEテレでも毎週シリーズ番組が放送されていますが、
できれば毎回録画して、自宅で何度も繰り返し見るのがオススメです。 ★★★
今日は、TEDのプレゼンを実際に見てみて、以下のポイントを確認しましょう。
@TEDは英語のリスニング力UPに役に立つ。
ATEDは英語のナチュラルスピードに耳が慣れるのに役に立つ。
BTEDは読解力や速読力を高めるのに役に立つ。
CTEDは英語の論理的展開(ロジック)を理解するのに役立つ。
DTEDは難しい話題や内容をわかりやすく簡潔にまとめ伝えるのに役立つ。
ETEDは世界の最先端のテーマやアイデアに触れ、最新の知識を得る機会になる。
FTEDは英語が現実に世界の共通語(国際語)であることを実感させてくれる。
GTEDを見ると、将来社会で必ず必要になるプレゼン能力を身につけられる。
HTEDは大学での学問領域の発見や将来の職業観の育成(キャリア教育)にも役立つ。
他にも利点やメリットはたくさんありますが、英語を「生きた言語」として気軽に実体験できる場として
TEDは大変価値のあるものです。ぜひこれを機会にTEDのプレゼンを見るようにしましょう!
では、まず今日用意した5つのプレゼンのうち、好みに合わせて1つ選んでください。
1 https://www.ted.com/talks/henry_lin_what_we_can_learn_from_galaxies_far_far_away?language=ja
ヘンリー・リン(サイエンスフェアー受賞者、天文学、宇宙物理学)
2 http://www.ted.com/talks/michael_sandel_why_we_shouldn_t_trust_markets_with_our_civic_life
マイケル・サンデル教授(ハーバード大学、ミスター白熱教室、政治哲学)
3 https://www.ted.com/talks/shigeru_ban_emergency_shelters_made_from_paper?language=ja#
坂茂(日本人、アメリカの大学を卒業、建築家、建築界のノーベル賞を受賞)
4 https://www.ted.com/talks/hans_rosling_and_the_magic_washing_machine?language=ja
ハンス・ロスリング(スウェーデン人、カロリンスカ大学教授、公衆衛生学、統計学)
5 http://www.ted.com/talks/stephen_cave_the_4_stories_we_tell_ourselves_about_death?language=ja
スティーブン・ケイブ(哲学者) ちょっと高度で難しいが知的好奇心がそそられる
青のリンクをクリックするとTEDの紹介画面が出るので、まずは内容の紹介文を読んで、各自で判断して選んでください。
1プレゼン、約15分ですので、頑張れば、50分の授業で計3回見ることができます。
まず1度目は、字幕(Subtitles)の選択箇所で、日本語字幕(Japanese)を選び、
字幕を見ながら英語を聞いて、大まかな内容を理解してください。
2度目は、同じプレゼンを、今度は英語の字幕(English)でプレゼンを見てください。
1度目に日本語で理解しているので、英語でもきっとなんとか理解できるはずです。
3度目は、サブタイトルの右隣にあるトランスクリプト(訳文)をクリックして、英語の音声だけを聞きながら
文字を目で追って読んでください。読むスピードに合わせてハイライト(強調)部分が、ゆっくり右に移動していきますので大丈夫です。
本物の英語の発音やアクセント、リズム、イントネーション、テンポやスピード感を体験してください。
わからない単語はオンライン辞書を使ってください。
同じ動画を合計3回見ることで、プレゼンの内容を英語で自然に理解できるようになります。
TED動画の特徴は、表情や身振り手振り(デリバリー)や説明資料(ディスプレー)を見ながら、
プレゼンターが伝えたいと思っているメッセージを、臨場感たっぷりに感じ取ることができることです。
無味乾燥で抽象的な文字だらけの英文読解も確かに大事ですが、どうしても飽きてしまいます。
動画や音声の助けを借りれば、意欲や興味を刺激しながら英語学習を持続し継続することができます。
たとえ高度で難しい内容でも、何度も繰り返し見ることで理解度が増し、読解力やリスニング力が身につきます。
模擬試験やセンター試験では短時間で大量の英文を読んだり聞いたりせねばならず、
高度な読解力とリスニング力が試されます。
2年生のうちから、学校や自宅のパソコンを使い、1日1本、TEDの動画を見る習慣を身につければ
外国に留学せずとも、日本国内で、自然でナチュラルな英語を臨体験することができます。
高度情報化の現代、便利で手軽なインターネット教材があり、どこででも無料で見られるのですから、利用しない手はありません。
今日の授業を機会に是非いろいろなTEDのプレゼンを体験してみてください。(英語科加藤)
今回見たプレゼンの感想はこちらです… 臨時掲示板(プレゼン名を忘れずに)
Here's some more for you …
https://www.ted.com/translate/languages/ja
TED(日本語字幕版)
http://www.ted.com/
本場アメリカの英語版(最新版)
NHK Eテレ スーパープレゼンテーション
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3222.html
クローズアップ現代(動画)は必見です!!
エリア科目(時事英語)
http://ndw.sakura.ne.jp/shin/jijieigo/
http://ndw.sakura.ne.jp/shin/jijieigo2/