北海道日本ハムファイターズ
25年ぶり3度目のパシフィックリーグ優勝!


        2006年10月12日(木) 札幌ドーム

   プレーオフ 第2ステージ 第2戦(対ソフトバンク)











  
 サヨナラランナー森本とジャンプする新庄


  



  



  




         日本流の「胴上げ」で祝福されるヒルマン監督



スタンド総立ち 移転3年目の快挙


 日本ハムは、先発の新人の八木が渾身(こんしん)の投球で3安打完封。野手も随所に好守でもり立てた。打線はソフトバンクの斉藤和に抑えられたが、九回、二死一、二塁で稲葉が内野安打を放ち、二塁走者の森本が決勝のホームを踏んだ。

 4万2380人の大観衆で埋まったスタンドは勝利の瞬間、総立ち。就任4年目のヒルマン監督らの胴上げに沸いた。

 日本ハムは東映時代の一九六二年に日本一となり、八一年にリーグ優勝した。パ・リーグにプレーオフ制度が導入された○四年は3位で第1ステージに進んだが西武に敗れ、昨年は5位に沈んだ。

 今季、ヒルマン監督はバントなどの小技を多用する「スモールベースボール」が機能。課題だった投手陣もダルビッシュや八木ら若い投手が成長、武田久、マイケル中村らのリリーフ陣もリーグ屈指の安定感を誇り、少ない点差で逃げ切る必勝パターンを確立した。

 レギュラーシーズンは西武、ソフトバンクとの激戦を制して最終戦で1位通過を決めた。プレーオフ第2ステージは1勝のアドバンテージを得る有利な条件で戦い、札幌ドームでの2連勝で一気に優勝を決めた。



    



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