毎日の遅刻指導について



<玄関遅刻者数年間推移(全校)>

1999年度(12月末)    10093
2000年度(12月末)    7606
2001年度 不明
2002年度 不明
2003年度(12月末)     7572
2004年度(3月末*)  1894 「新」遅刻指導スタート(生活指導改革元年)
2005年度(3月末*)  1168 *3月末までの正確な統計調査を実施
2006年度(3月末*)    692 (来年度の目標は500以下)


年間出校日数が約200日ですので、
毎日の平均遅刻者数は現在3名程度です。
(8:30〜8:45の玄関指導における数値)

毎朝8時前から多くの先生が通学路や玄関に立ち
「おはよう」と生徒や小学生に声をかけています。(通学路指導)

8:30にはチャイムが鳴り玄関指導が行われます。
間に合わなかった生徒は遅刻者となり、朝の玄関指導を受けた後、
昼休みの遅刻者指導(反省文・学習課題)や
放課後の遅刻者指導(校舎周辺の清掃活動)の対象になります。
(朝の玄関指導には生活常任委員会の係生徒2名が参加協力)

この毎日の「昼の遅刻者指導」が始まったのは
今から2年半前の2004年の4月からです。
その効果は劇的で、
数年前に年間1万件を超えていた遅刻者数が半減を繰り返し、
今年度末は500件程度に収まる見込みです。

この「500」という数値は1万件の「20分の1」に相当します。
もしもひと学年あたり年間100件以内に抑えられれば
全校3学年で「年間300件以下」も夢ではありません。
そうなれば1万件の「30分の1」が実現することになります。

毎日遅刻せずに学校に通うということは
一般的にはごく当たり前の当然のことと考えられています。
しかしこの「当たり前」の基本的生活習慣を守ることは
実は現代の子どもたちにとってそれほど簡単なことではないのです。
なぜならこの習慣を身につけるためには
毎日のたゆまぬ努力が必要になるからです。

基本的生活習慣(規則正しい生活習慣)の確立は
生徒と教師の相互理解や
授業での集中力向上に結びつくため、
ゆっくりとしかし確実に「学力向上」につながります。
そして入学から3年後には高校最大の目標である
進路実現に結びつくのです。

遅刻をしない(させない)ことは
学校生活における基礎基本であり
本校では「今」それが定着しつつあります。
これからも高い目標を掲げ共に努力を続けます。



<玄関遅刻統計(最新情報)>

 2007年3月末現在の同期比較

  24期 627(前年同期)
  25期 345(現3学年)
  26期 221(現2学年)
  27期 126(現1学年)


毎年遅刻者数が半減しています。




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