頭髪指導について
2004年4月から
「新」指導法(考査毎の検査と指導)を導入しました。
新たな指導法とは・・・・
・考査(定期考査、実力考査)の試験中に試験監督者が検査する。
・検査は試験毎に実施し(7回程度)できるだけ多くの教師が検査に参加する。
・学年指導部が中心となり指導計画を立て、指導計画に従って指導する。
・頭髪検査指導が終了したあと、指導経過と結果を一覧表にまとめ報告する。
・数値データを集計蓄積し、傾向や変化を把握し、次回の指導に生かせるようにする。
・
事前指導として考査前に全生徒に周知し、事前に黒染めしてくるよう指導する。
・
頭髪証明書(入学時に保護者に確認)で確認済みの生徒は個別に対応する。
この新しい指導法によって
頭髪指導が必要な生徒を絞り込むことができ、
従来よりも効果的に指導できるようになります。
また頭髪指導を毎回継続することで年間を通じて安定的に指導効果が維持され、
徐々に要指導生徒数も減少していきます。
このようにルール(校則や心得)に定められたことを
学校全体(教師全員)できちんと指導することで規律の維持を図ることができ、
違反生徒をきちんと指導することで他の生徒たちの不満を解消することもできます。
結果的に、生徒の不公平感の解消は
教師・生徒間の信頼関係を強化するこになり、
頭髪指導の効果が他の生活指導にも好影響を及ぼします。
生徒指導の「二本柱」(毎日の遅刻指導と毎回の頭髪指導)は
学校の規律を守るのための重要なポイントであり、
この二つを全校一丸となって指導継続することで
「落ち着いた学校」、
「規律ある学校」への足がかりをつかむことができるのです。
特に頭髪(茶髪)は外見上大きな影響があるため
茶髪生徒がいなくなり、自然な頭髪を全員が維持することで
通学時や部活動、対外活動など、多くの市民が目にする場面で
きちんとした指導の成果をアピールすることにもなります。
また全校集会は全生徒が一堂に会する場面であり
頭髪が目立つ生徒(茶髪等)が目につかないことは
日常の指導の成果を再確認する場にもなります。
これらのことが
教師と生徒、
教師と保護者、
さらには
学校と地域の信頼関係の醸成に役立ち、
社会の要請(品位や責任ある社会人の育成)に応え
さらなる学校の発展に寄与する礎となるのです。
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頭髪指導の実施状況>
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